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おそ松さんについてのノート3(7話までの痛い台詞12選)

声だけで概ね6つ子を聴きわけられるようになってきました。


7話までのおそ松さんの好きな台詞、痛かった台詞について、独断と偏見で紹介します。

1,「大人になぁれ♪」(イヤミ/2話A「就職しよう」)
6つ子がブラック工場で働いていた時に管理職のイヤミが音頭をとっていました。なんと黒い魔法の言葉。
私たち、大人になりたくて、社会に認められたくて、ブラックでもなんでもなりふり構わず就活しちゃうんだよなぁ、って思い出させられました。
直後に「これ、騙されてない?」ってちゃんと気づくの偉い。

えー、メタ的な余談ですが、『おそ松さん』の脚本って巧妙だなあと思うことの1つが、「ニートで昭和顔の6つ子」という大前提が1話・2話の前半時点で既にがっちり固まってるんだよなぁと。
1話で「男だけの六人兄弟仲良くやるアニメだよ!擬人化(美化)と絡みは自然の流れだよね?」→やっぱ無理あるから辞めよう等身低いままが俺たちだよね、「ニートだけど就職してみたよ!」→やっぱダメでした俺たちさらさら働く気ありません! って早い段階でアイデンティティを一度破壊することでさらに強固にしてきているんじゃないだろうかと。

2.「ほんとは肩書とお金を使って美人にちやほやされたいだけ」「オーガニックの意味わかってないけどね」「ヤらせるまでは」(エスパーニャンコ/5話B「エスパーニャンコ」)
5話Bってエスニャンがほぼ徹底して翻訳機であって、そこに善悪の区別なさそうなのが良いんですよ(ただし「どっか行け!」だけは酷く傷ついている、のも最高に感じるんだよ)。
このシーンを挟むことで、ふっと松野家外の世界を感じされられて、ブラック工場みたいな世の無情があって、5話B全体に良いエッセンスを加えてると思うんだなあ。

3.「何時だと思ってんの?まだ朝の10時だよ」(おそ松/5話A「カラ松事変」)

「まだ」朝の10時……私も休みの日には全く同じこと思ってます……怠惰でごめんなさいいぃぃぃ

4.「ニート達、梨が剥けたわよ」(母さん/5話A「カラ松事変」)
3と同じ種類のダメージです。2X年間実家暮らしなので身に覚えがありすぎて。ぬくぬくだよねごめんなさいいいぃぃぃ(無職ではないが何故か沸き起こる罪悪感)

5.「かわいい!合格!」(母さん/4話A「自立しよう」)
「ずっと親の脛齧っていたい!」とぶっちゃけるおそ松に対して母親の一言。そおおおおやって先んじて甘やかすからズブッズブに………(以下略)

6.「怖いんだよな、人と距離を縮めるのが」「自分に自信が無い」(エスパーニャンコ/5話B「エスパーニャンコ」)
例のシーン。こちら側のHPをゴリゴリ削りに来てます。

7.「何か言って一松!」(チョロ松/1話、2話A「就職しよう」)
一対一はともかく複数人の会話に混ざらない(混ざれない)奴いるよね…(私だ)
チョロ松が突っ込んでくれるのは優しさ。

8.「僕は兄さん達の存在が恥ずかしい」(トド松/7話A「トド松と5人の悪魔」)
これ聞いた時「言ってくれたな!!!!」と思った。
7話視聴前から「トド松は他の兄弟を冷めた目で見てるし、実は6つ子に生まれたことに忸怩たる思いを抱えているんじゃないか」と想像してました。そして実際の放映では「同世代カーストの圧倒的最底辺に位置する松野家」の図が示され、さらに上記の台詞。想像以上にトド松のことが分かった気がしました。
「鬱陶しい」とかじゃないんですよ、「恥ずかしい」。家族に対して、「恥ずかしい」と思う感覚。他人に見せたくない、自分とは関係ない風に見せたい。僕はちゃんとしているのに、家族はまともじゃないんだ。そんなこと言っちゃうなんて残酷、ですよね?(でもわかるんだなぁ)

9.(店長「警察呼ぶ?」を受けて)「いえ、お任せください」(トド松/7話A「トド松と5人の悪魔」)
 この「いえ、お任せください」もね。徹頭徹尾完璧な演技のお陰もあって良い。家族のことは家族のこと。自分が処理すればよいこと。外部に迷惑はかけたくない。恥ずかしい兄弟は秘しておく。結構です邪魔しないでください。僕の問題ですから。……っていうトド松の必死さアンド外部の無さがやばくて。
(トド松には、たとえば警察呼んで金輪際家を出て一人で暮らすっていう選択肢が無いんだなぁ。何故無いのかは舞台上の都合か、松野家の呪縛かは置いといて)

10.「いつの間に努力してやがったんだあぁ こんなに差がついてるとは」(おそ松/7話A「トド松と5人の悪魔」)
そう、トド松は、「家族のことを悪しざまに扱う」けれども、兄弟のなかで誰よりも社会との接点を持つ「努力」をしている。この「努力」という表現もドンピシャで。経歴詐称も厭わないくらい必死なんですよ。トド松、頑張り屋さんだと思う。ただしその力の使い方はさて置いて……。嘘吐いてるから決して社会的にみた良い子ではないんだよね。

11.(一松「自分だってまともに人と喋れないくせに」を受けて)「言うよね~」(十四松/5話B「エスパーニャンコ」)
12.(トド松に殺虫剤をぶっかけられて)「と、都会は怖いなぁ」(十四松/7話B「トド松と5人の悪魔」)
これはダメージ受けるというよりは、「十四松はほんとに偉いよなあ」という感想。私には出来ない。
兄弟の毒を浴びても平然と受け入れてるようなとこがあるよね。だから天使なんだ。まあ彼も他人を害しないとはいえ兄弟依存の一員に違いないのですが…。
(…今後の展開、特にこれからくる十四松メイン回でどうイメージを変化させてくるのか、怖いほど楽しみでしょうがないです。キャラクター(イメージ)をいかに上塗りしてくるか、そこに一個の人間らしさを見せてくるかについては7話までの一松らでお墨付きですから)


抜けがある気がするけどこれで。

(こちらの記事を拝見して、本記事を書きました)

usenri.hatenablog.com